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■■■  オーダースーツのヨシムラよりホームページ更新のご案内です。
■■        http://www.vightex.com/ 
■_______________________2009.07.27発行■■■◆

Nameさま
 今年の梅雨は長引いているようで関東ではようやく夏空が見えるように
なりましたが西日本のほうはまだまだのようですね。
子供達は関係なく夏を満喫しているようですがNameさんの回りは
いかがでしょうか?

さて、真夏も近づくこの頃ですがオーダースーツのヨシムラでは
今月2回目のホームページ更新を先程行いました。

今回は夏物のご紹介と共に秋冬物125周年記念反物のご紹介をしたりと
季節感が色々ですがどうぞお楽しみに下さい。

それでは以下更新されたHPのご案内です。

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┗◆  新 着 情 報  ■
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タイトル:125周年特別企画(秋冬版)
http://www.vightex.com/rep/09/07/index.html

春夏で大人気だった当社創業125周年記念反物。
ようやくこれの秋冬版が仕上がりました。

今回のタイトルは・・・「越えろ!ゼニアのトロフェオ!」

葛利毛織さんに依頼して特注で製造頂いたSUPER160'S×目付347g×ダブルクロス
どんな仕上がりになったでしょうか?
前回好評だった顕微鏡写真付きでそのクオリティーをご紹介しております。

お値段も週に2名様限定での特別プライス。
8月中のご注文でしたら着数制限なくご提供いたしますので是非ご検討下さい。

また、各店店頭には現物の生地をご用意しておりますので
市中にも滅多に出ないクオリティーの素材ですから、ご来店の際には是非
見て、触れてみてくださいね。
(概ね市中では30〜40万円クラスの素材です。)

もちろん秋冬サンプル帳ではトップページに掲載していますので
ご希望の方はこちらからご予約をお願いします。

サンプル請求画面 http://www.vightex.com/order/index.html

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┗◆  お客さまいらっしゃ〜い(東京店:山橋執筆)  ■
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タイトル:一癖も二癖もあるブレザーです。
http://www.vightex.com/wel/2009/09_07b/index.html

ブレザーについてはこの春新着情報でご紹介しましたがポイントは
ボトムとの組み合わせがしやすいようドレッシーにし過ぎず
肩もあまりカッチリさせないのが、セオリーなんですが・・・

今月ご登場のIさんは、ボトムをオックスフォードバグズといって
1930年代風に近い太〜いシルエットに合わせたいということで
ブレザーなのにコンケープドショルダーという非常に癖のあるご注文を
頂きました。
ちょっと普通の人にはイメージしづらいかも知れません。

さて、どんなご注文だったのでしょうか?

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┗◆  お客さまありがと〜う  ■
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タイトル:ハゲタカスーツ完成です。
http://www.vightex.com/thanks/2009/09_07b/index.html

映画を見て、俳優のような格好いいスーツ着てみたいな。。。
と思うことは誰でもあることですよね。

当店でもこれまでも007ボンドスーツやキアヌリーブスなどいくつか手がけて
きておりました。
そして先月ご注文頂いたのが、映画ハゲタカの鷲津政彦が着るスーツ。

やり手金融マンの隙のないスーツ、さてさてどんな仕上がりになったでしょうか?

夏物でスリーピースというのもストイックでなかなか素敵ですね。。。


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┗◆ SHOPMASTERの日記帳    ■
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 今月は東京SHOPMASTERと大阪店清水氏の日記帳を更新しました。
セールで忙しかった?今年の7月はどんな一月だったのでしょうか?
決算準備に加え、秋冬物の準備等々相変わらずのバタバタ続きの日記を
是非ご覧下さい。

 □ 東京SHOPMASTERの日記帳 □
 http://www.vightex.com/diary/tokyo/index.html

 □ 大阪店清水氏の日記帳 □
 http://www.vightex.com/diary/osaka/index.html


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┗◆ 最 後 に ・ ・ ・      ■
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〜 良い物は良い。 〜

 最近フルオーダー受注会を通じて吉井工場長と話をしたり、125周年記念反の
企画を通じ葛利毛織さんと話をしていて思ったこと。

それは、良い物を作るにはコストがかかるということ。

書いてしまえばごくごく当たり前のことですが、いざ自分が消費者の側に立つと
意外とこのコストとパフォーマンスのバランスが難しく、いつも無い物ねだり
(=コストを安く、パフォーマンスを最大に)していることに気付かされます。

先日、都内某百貨店メンズ館へ行って来ました。
ここは私も定期的に視察しているお店ですが、定期的に行くからこそ分かる
のですが、最近販売価格の低下と共に、クオリティーの低下が著しく
日本のファッション業界をリードする存在だっただけに非常に寂しい思いを
しました。
きっと昨今の不況から消費者の低価格指向を受け、販売価格を下げざるを得ない
のだとは思いますが、大変残念でなりません。

確かに量販の世界では数を売り、そこから利益を上げなくてはいけませんが
全てが全てその考え方では、ファッションという文化は維持できません。
ファッションが芸術のような文化活動とまでは申しませんが、
もし、安い物だけが反映してしまうのであれば、世の中の服はユニクロばかりに
なってしまいます。

閑話休題、
今TBS系列で城山三郎氏原作の「官僚たちの夏」を放映していますが
その中に登場する昭和30年代頃の織物工場の画像は葛利毛織さんで撮影された
物でした。
聞けばこのイメージに合う織物工場が全国各地探したものの全く見つからず
最後に葛利さんへ泣きつき、何とか撮影が進んだとのこと。

もし、葛利さんが古い織機を廃棄してしまったらどうなったでしょうか?
当社の125周年記念反も別メーカーで出来たかも知れませんが、
この風合いにはならなかったでしょうし、「官僚たちの夏」も当時の雰囲気を
出し切れなかったかも知れません。

不況の中では、誰しも自分のことを守るので精一杯ですが、
当店は僅かでも余力のある限り、安易な商用主義には走らず、
良い物は良いのスタンスを守っていきたいと思います。

125周年記念反はこういった思いから、逆風の中でも敢えてチャレンジした
特別な思いのある素材です。
万人受けする物ではありませんが、ある種後世へ残す素材と考えておりますので
機会のある方は是非、直接手にとって触れてみてください。
きっと「良い物は良い」ということがお分かり頂けると思います。

                  (文責:東京SHOPMASTER 吉村 雅隆)
                        
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